« Timbuk2の取っ手 | トップページ | トートバッグ »

Bromptonの手綱(たづな)

英国製の「Brompton」という折り畳み自転車があります。
120811_004_800_2

この写真にもあるようにフロントに大きなバッグが取り付けられるようになっています。
「キャリアブロック」と呼ばれるアタッチメントが付いており、バッグをリリースするレバーが
陰に隠れています。
そのレバーを引くために指を突っ込んで操作するのですが、それがスマートではないと
そのレバーの穴にひも等を通して引っ張るようにしている人がいるとの事。

友人から「カッコいいのを作ってくれ」と頼まれ、最初に作ったのがこちら。
革の丸紐(φ8)の両端に「カツラカン」を付けて、レバーの穴の部分は短いチェーンを使用しています。
ただ、このサイズのカツラカンが入手できなくなったため、モデルチェンジをすることに。
120610_032_800_2

今度はこんな感じで、ベルト状の革を使っています。
140429_013_800_2

キャリアブロックの穴への固定は「ギボシ」を使いました。
140429_012_800

作り方をご紹介しましょう。
革のベルトは2.5~3mm厚程度、巾は15mmを使用。長さは1本30cmちょい。
床面(裏側)、コバ(側面)の処理をしたほうが見栄えは良いですね。手間だけど。
140621_013_800_2

あと必要なのは「ギボシ」「樹脂スペーサ(φ6xφ3x10mm)」「ネジ(M3xP0.6x30mm)」
ギボシはレザークラフトのお店、樹脂スペーサは秋葉原のパーツ屋、ネジはホームセンターで調達しました。
ネジのP0.6(ピッチ)がミソです。これは「旧JIS」と言われる規格です。
普通に売ってるM3はピッチが0.5mmなんです。(こちらが現行のJIS)
ギボシを数種類調達しましたが何故かいずれもネジの規格がこの旧JISのものでした。
ピッチが0.1mm違っても入りません。
140621_001_800_2

次にネジの両側にギボシの頭を取り付けますので、ネジの頭の部分を切断します。
この時、ギボシにねじ込まれる長さx2+キャリアブロックのレバーの厚み12mmを足した
長さを目安にします。
140621_003_800_2

切断面のネジがつぶれているとねじ込めないので、ちゃんとねじ込めるのを
確認できるまでヤスリで仕上げます。
140621_004_800_2

これで金具関係の準備はOK!
140621_008_800_2

ネジの片側にはネジロック剤を付けてギボシをねじ込んでおきます。
140621_010_800_2

スペーサーを入れて、反対側にもギボシを軽くねじこんでおきます。
140621_011_800_2

今度は革ベルトの両端にギボシが通る穴をあけます。
ギボシは頭が大きくなっているので、根本の直径と同じか少し小さい穴を先端側へ
頭を差し込むために切れ目と、切れ目が広がらないように捨て穴も開けます。
140621_020_800_2

私はこんな風にして刻印も入れてます。
140621_009_800_2

これで出来上がり。
140621_021_800_2

« Timbuk2の取っ手 | トップページ | トートバッグ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Timbuk2の取っ手 | トップページ | トートバッグ »